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戦国武将に学ぶ経営学(寡をもって衆を討つ)

戦力差があるもの同士が同じ戦い方をした場合は、成果の差は戦力差よりも広がる。
大軍勢が、小兵力を攻めるならば圧倒的な戦力差に頼って相手と同じ様に戦うのが良い。
これが、圧倒的勢力の王道にして重要な戦略である。

では、わずかな兵力で大軍を相手にするときには、どんな戦略を立てれば良いのだろうか。
それは、大軍勢の戦略の逆。
つまり、相手といかに違う方法で戦うかということになる。
相手と同じ武器、同じ戦法では、数の上で勝負にならない。
知略を使って、相手の思いも拠らない方法で戦う必要がある。

これを現代のビジネスに置き換えると、どうなるだろう。
小さなベンチャー企業が大企業を相手に競う例を考えてみよう。

消耗戦になる価格競争や、差別化しにくいデジタル化などで挑んでは勝負にならないだろう。
むしろ、意外なサービスやマネのできない品質で勝負した方が有利になる。
常に自分に有利な差別化を見つけて、勝負するようにしなくてはいけないのだ。

しかし、わずかな兵力で大軍を相手にするのは、リスクの高い戦略。
いつまでも、この戦い方では勝ち続けるのは難しい。
こちらの情報や秘密がバレてしまえば、相手はすぐに対策を立ててくる。
多くの戦国武将がそうであったように、軍勢が整ったら早めに大軍勢の戦略に切り替えることも必要だ。
 

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